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複合機ではお札をコピーしたりスキャナー利用できない!? |
紙幣を複写し偽札を作る事は違法行為です。 しかしながら紙幣をモチーフに再デザインすることは合法です。 記事などニュース性あるもの等、紙幣を画像化し補足に利用するなど違法性はありません。 但し、画像や印刷物を第三者が偽札として流用できないような加工は不可欠です。 デザインをお仕事にしている方ならイメージスキャナーやカメラで解決です。 「Adobe PhotoshopCS」では紙幣画像の印刷操作でハードルはありますが不可能ではありません。詳細はここをご覧ください。 オフィース機器の代名詞である複合機は、コピー、ファックス、イメージスキャナー機能があります。複合機を使って紙幣を画像化することも不可能ではありませんが、メーカや機種によっては少々のハードル差があります。 多くの場合、紙幣に印刷されているユーリオンを複合機が検出すると複写やスキャナー機能が停止します。 例えばユーリオンを認識させないよう、鉛筆などで潰す処理を行えば画像化は不可能ではありません。 |
実際に紙幣をイメージした製品は、メモ帳、子供銀行のお札、ゲーム用紙幣など様々です。 |
実験で利用した2018年導入の複合機 普通に紙幣をコピーすると 「原稿をお確かめください。」「このジョブをキャンセルします。」と表示される。 |
■実験 複合機で紙幣の画像化を行う実験。 ※実験に利用した紙幣やイメージ品 1,000,000円メモ帳 ゲーム紙幣 USドル紙幣 6金種 中国 100元 韓国 50,000ウォン、10,000ウォン ユーロ紙幣 5ユーロ ※紙幣は予めユーリオンを無効化した紙幣印刷物を利用した |
■結果 1.コピー可 1) 1ドル 2) 10,000ウォン 3) 100元 4) ゲーム用紙幣 2.コピー不可 1) 5ドル,10ドル,20ドル,50ドル,100ドル 2) 50,000ウォン 3) 5ユーロ 4) 1,000,000円メモ帳 |
■考察 実験した複合機は、紙幣そのもののイメージを保持し比較することで検証していると想像。 1,000,000円メモ帳は一万円札に近いデザインと言うことではねられたと想像できる。 100元、1ドル、10,000ウォンはゲーム用紙幣と同等扱いで眼中に無いらしい。 画像比較であるため、細分化した紙幣は認識できなくなるため複写は可能。 ■結論 紙幣をモチーフにデザインするなら1ドル紙幣が容易。 日本円は複合機を画像化するなら細分化することで可能でしょう。 |
ノンプロ状態だった1ドル紙幣 |