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■人物ではない あくまでも個人的意見ですが、肖像が使われない紙幣は国の主権を感じる事ができません。そもそも肖像は偽札を困難にさせる働きがあるそうで、人物像は少しでも違うと「変だぞ?!」と気がつくのだそうです。 さて、新入り二千円札の表面右側で目立つのが守礼門、すかしも同じ。 裏面左側には「源氏物語絵巻」第三十八帖「鈴虫」その二の絵と詞書、右側には紫式部がデザインされています。 重ねて個人的意見ですが、デザインに採用された紫式部は、1881年神功皇后がデザインされて以来の女性です。 ■偽造対策 千円札、五千円札、一万円札で既に採用されている偽造防止策(すかし/彩紋模様/マイクロ文字/特殊発光インキなど)に加え新しい手法が取り入れられました。 ・潜像模様 斜めから見ると彩紋模様の上に「2000」が見えるようになる。→ (I) ・光学的変化インキ 見る角度で「2000」の色(青緑と紫色)が変化する。 ・パールインキ 斜めから見るとピンク色の模様が見える。 |
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■マイクロ文字 偽造防止策の定番とも云えるマイクロ文字(NIPPON)が沢山隠されていました。上のA〜Iには、文字が隠れていました。もしかすると、もっとあるかも・・・・
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A![]() ![]() C ![]() ![]() E ![]() ![]() G ![]() マイクロ文字ではありませんが、斜めから見るとNIPPONの文字! H ![]() ![]() 上2枚は2000が埋まって見えます。 |