高度な印刷技術により作られた紙幣。しかしながら、出来具合は予想以上に粗悪です。 |
切断ずれ |
上の写真は、左右何れも本物の20ドル紙幣です。紙のサイズは両方とも同じサイズですが、印刷位置が極端にずれているのがわかります。左側の紙幣は、右よりに。右側の紙幣は左へずれています。3mm程度のずれは珍しくもありません。上の写真右側の20ドルでは、狭い方で1mm以下、大きい方で5mm以上も余白がありました。ちなみに右側の20ドル紙幣は、私自身が銀行で両替をした新札(ピン札)です。 下の写真は、平成13年の春に交換した新札(ピン札)の5ドル紙幣、大きくずれて切断されていました。 |
印刷ずれ |
上の写真(20ドル)でも確認することができます。複数回で印刷を行う関係からだと想像しますが、左右の紙幣では印刷がずれているのがわかります。例えば、アルファベットの「B」が印刷されているマークは、左の紙幣よりも右の紙幣の方が右側によって印刷されています。 |
色合いとして濃いうすいなどのむらがある紙幣もあります。裏と表をすかしてみると一目瞭然で、表裏がピッタリと中央に印刷されている紙幣を探す方が大変なぐらいです。所有紙幣の中には、印刷が他の紙幣と比べて縮小されているものもあります。もちろん紙自体のサイズは同じですので、濡れることによる縮みとは違います。絶対の信頼が必要な紙幣としてはお粗末な出来具合です。偽札の方がよっぽど奇麗に中央へ印刷されていると感じている人もいるかも(?)。 |