現在の一般的技術では、識別ができない日本国の500円硬貨と韓国の500ウォン。身近な自動販売機が危険 |
韓国硬貨の500ウォンを変造し日本の500円硬貨として不正利用する事件が発生しています。平成9年8月現在の状況では4万枚以上の500ウォンが持ち込まれているようです。実際の枚数はまったくわかりません。 日本円に換算すると65円程度の500ウォンを使った犯罪が増えています。 |
識別不可能 |
上の写真は、500ウォンの表と裏です。見た目で判断つくほどの大胆な変造です。ドリルで浅い穴(もんである)を削り出して、500円硬貨の重さと同じにしてあります。 本来、500ウォンと500円は、重さだけが違う(類似した)貨幣で、以前より変造のターゲットになると言われていました。但し、変造しても大きな利益につながらない為に組織的犯罪になりにくいとも考えられていました。一般的な識別手法(直径と重さ)では、不正利用の判定できませでした。 |
500円硬化の仕様
隠し文字と潜像加工 第2世代500円硬貨 第3世代500円硬貨 |